洋服との縁
梅雨に入り、気圧が不安定なせいか、何があるわけでもないのに、妙に不安になることが多いです。そんなときは、体を動かすと(スクワット!)、少し気が紛れるような…。
さて、年齢と共に、洋服の好みが固まってきて、クローゼットの中もすっきりしつつあるのですが、気に入って長く着ていると、どうしても傷んできてしまい…。
ブラウスとキュロットが特にそうでした。
ブラウスは、七分袖で身頃と袖はリバティプリントの花柄。襟とカフスに黒の別布があしらわれていて、甘過ぎず、固すぎず、絶妙のバランス感。
キュロットは、シャンブレー生地の左右の太さが違うもので、太い左側に両足を入れるとスカートにもなる変わり種。シーンを選ばず、いろんなトップスと合わせることが出来ました。
ブラウスは、黒の布地が日に焼けて変色。
キュロットは、生地がどんどん薄くなってきて、一部補修したものの、またすぐに裂け目ができてしまい、どちらも人前で着ることが難しくなってしまいました。
でも、なんとかなるものですね。
ブラウスは、ダメもとでお店に相談したら、襟とカフスだけつけ直して貰えました。
キュロットは、全く違うお店で、良く似た風合いのスカートを発見。デザインはもちろん違いますが、同じくらい履き回せそうで、たまたま入ったそのお店に感謝感謝。
気に入って、自分に似合う服を着るのはとても気持ちが良いものです。
間に合わせで買った服は、残念ながらここまでの満足感は持てず、テンションも上がらない。
歳を重ねて、体型が変わったり肌のハリが減ったりすることは残念だけれど、いろいろ試して何が自分に似合うのか、どういう風合いが好きなのかが分かってくるのは大きな財産だと思います。
経験の蓄積ってすごいことですね。
大袈裟ですが、そんなことまで考えながら、今日もお気に入りの服に袖を通しています。
低気圧なんて跳ね返して、健やかな日々を送ろうと思います。