はるの日々

はるです。節目を迎えつつある身体のこと、日々の暮らしのこと、猫のことなどをのんびり前向きに書いていこうと思います。

遠方から被災地を思う

日田や朝倉の水害、新聞には変わり果てた町の写真が並んでいて、なんでこんな大木や土砂が流れてくるのか、と信じられない気持ちになる。

地震も大変だけど、水害も水が引いた後の泥の処理や片付けがものすごく大変そうで、着の身着のまま逃げ出して、心身ともにくたびれはてたところに、泥だらけの家の片付けをしなくてはいけない。昨日まで楽しく暮らしていた家や町並みがすっかり変わってしまったのを見るだけで、物凄いショックなのに…。

そして、故郷を離れ、遠く大阪や東京等で暮らしている皆さん。直接の被害は受けていないけれど、もどかしいですよね。心配ですよね。ショックですよね。

なかなか連絡がとれず、現地の状況が分からない。とてもとても心配なのに、周りはそんな遠い地域のことは気にせず談笑している。仕事には行かないといけないし、一人でどんよりしているのも憚られる。無理してテンションを上げるけれど、心底からは楽しめない。なんでみんな水害の話題すらしないんだろう。

今回の水害だけでなく、九州だけでなく、残念ながら災害が起きてしまった地域では、そこを離れて暮らしている沢山の人々も悲しい気持ちになるんですよね。

たまたま今の私の職場では、周りが東京の人ばかりで話が噛み合わないのだけど、少し視野を広げれば、いろんな形で、遠く離れた地域に繋がりや思い出を持っている人がいて、ひそかに悲しい思いをしているんだろうな。
最近は災害が多いから、過去の災害からまだまだ元の姿には戻れなくて、なのにみんなの記憶からは遠ざかってしまったようで残念に思っている人もいるんだろうな。

私自身、まだ動揺の最中ですが、そんな沢山の人たちに思いを馳せながら、一人じゃない、お互い寄り添いましょうねという気持ちで乗り越えたいと思います。今日も一日、力を抜いて頑張りましょう。