余談
結婚記念日の夕べ行ったお店は、うちのすぐ近くにあるお蕎麦屋さん。完全予約制で、なんでもミシュランの星一つを持っているとか。
普段はあまりそういうのに興味ないけど、繁華街でもないこのエリアにそんなお店があるんだと思い、実は冬に一度行ってみたのです。
その時は、お昼のコースでお酒も少し飲んで一人9千円くらい。高いけど、蕎麦懐石の繊細な料理が美味しくて、ご夫婦で営んでいる感じもよくて、偉そうにもしていなくて、今度は夜来てみようかと思って。それで予約して、昨日は夜行きました。
美味しかったです。お会計は一人1万1千円。
お昼のコースに少しだけ品数が増えた感じ。
でも、もう行くことはないかな。
ただの私の我が儘なのですが。
前に行ったのは大体3ヶ月前。
程よく会話も盛り上がり、家がすぐ近所なんですと最後に伝えて、まあ、ではこれからもよろしくお願いしますねとの会話でお店を後にしました。
厨房にいたご主人も挨拶に出てきてくれて。
なので、今回、覚えててくれてるかな?と期待してしまったのです。
私は、割と珍しい名字なので、この名字と連絡先の番号で分かるかなと。
或いは、お店で顔を見たときに、また来てくれたんてすね、となるかなと。
なんだか、そうではありませんでした。淡々と飲み食いし、終わりました。
まあ、毎日沢山お客様が来るでしょうし、たかだか2回目の来訪で、そんな期待をする方がいけないのですが、ちょっと寂しかったな。星持ってるしな。
夫とは特にその話はせず、家に帰って、柿ピーを肴に二人でまた飲みました。
そんな結婚記念日でした。