連休の中日

数年ぶりに両親のもとへ来ています。

関東と九州とに離れて暮らしており、どちらかというと、離れている方がうまくいく関係。しかも、振り返って考えてみると、私が親元で暮らした倍以上の年月を私は夫と暮らしている。
久し振りに顔を出したことを喜んでくれているのは痛いほど分かるし、わざわざ私の好物を沢山買ってきてくれていることにも、涙が出そうになる。
でも、お酒が進んでお小言を貰うと、とても後ろ向きな気持ちになってしまうのも確か。

子供の頃は転勤族で、生まれ育った家があるわけでなく、帰省と言いつつも両親が二人で暮らしているマンションに観光気分で来るだけだから、親にとっても普段のペースが乱れるしんどい期間なのかもしれない。

なので、二泊三日の短い期間で切り上げるのだが、さすがに親も老いてきた。自分自身が老いを感じる年頃なのだから当たり前のことなのだけれど、いろいろと考えさせられる。

そうは言いつつ、せっかく遠方に来たのだからと、雑誌で見かけた雰囲気の良いお店などを探索し、日中は歩きに歩いて達成感に満たされる。
残念なことに、今日も鎮痛剤のお世話になってしまったけれど、心地好い疲れの中で今後のディナゲストの頑張りに期待しよう。

日頃、自分の好きなペースで自分の好きなものだけを見ていられる幸せに改めて感謝する。その生活を共にしてくれる夫に感謝する。
明日の夜帰るからね。いつもありがとうね。